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『チェ 28歳の革命』見ました

あの髭と葉巻は虫除けなんですよ、本来は。

えーっと初日に見てきました。
想像以上に感動してしまいました。

映画として作り方がうまいですね。
基本的に短いエピソードを積み重ねて行ってるだけなのですが、それがテンポのよさを生み出しています。
2時間15分くらいあったはずですけど、時間が気になりませんでした。
(まあエピソードの進行具合からわかっちまうんですけどね)

予備知識もそんなにいらないんじゃないでしょうかね。
映画が始まる前に、チェがメキシコに辿り着くまでの説明もありました(一分もないけど)。
あとはそうですねえ……革命キューバ成立後にアメリカが部隊を派遣し、キューバ軍がそれを撃退したことがあるってのと、中南米の国々はアメリカの支配下にある(少なくともチェはそう考えていた)というくらい知っておけばいいのではないかと思います。
あ、でもわかんねえなあ。
わたし絶対に偏向してますからねえ。

やはり最初から最後まで気になったのが、主演のベニチオ・デル・トロでした。
国連演説のときはそうでもないのですが、ゲリラ活動のときやメキシコ時代のころが。
チェ本人の方が男前です。
いや、カンヌで主演男優賞をとったのもわかるのですけどもね。
役作りは一生懸命やったんでしょうけど、本人の方がかっこいいです。

あと感心したのはフィデル・カストロ。
こちらは素晴らしい出来栄え。
イメージどおりです。

チェ本人の良さも悪さも描き出し、カストロのすごさも垣間見せるこの映画。
極端な美化もされておらず、キューバ革命を知るには良いテキストだと思います。
変な映画的演出もほとんどなく、人によっては単調だと思うかもしれませんけどね。

映画の最後に『チェ 39歳別れの手紙』の予告がありまして。
その終わりが、チェ(デル・トロ)が子供と一緒に笑う写真なんです。
「チェ本人の方が男前だ」と散々いっておきながら、わたしそこで泣いてしまいまして。
『39歳』も初日に見てこようと思います。
号泣必至。

誰ですか、ゲリバラとスカトロって言ってんのは。



※1月13日追記
書くのを忘れてましたが、この映画、細かいところまで再現しています。
一例を挙げると、映画終盤で一瞬映るチェとカミロの手配書。
ホンモノとそっくりに作ってます。
もちろん写真はチェ・ゲバラ本人ではなくデル・トロに変わってますが、(ここまでやるか)と笑ってしまったくらいです。
監督はじめスタッフが、チェの生涯(エピソード)を可能な限り再現した映画だということがこれからもわかります。
アレイダはちょっと映画的過ぎますが。
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