KAN『弾き語りばったり11 〜言った、言わない〜』福岡公演に行って参りました。
いつものように、トーク中心でネタバレです。
ネタバレが嫌な方は、「幽霊騒動」があったとだけ知っておいてください。
勘違い・間違い等があってもご容赦を。
では、スタート!
「この『弾き語りばったり』も6回目ということで、前回の『弾き語りばったり7』から一気に11に飛びまして、素数展開してきた効果が現れつつありますね」
2曲目、『世界でいちばん好きな人』の最中、突然ステージ下手から異音。
会場騒然。
師匠も演奏を中止し振り向きざまに、
「うるさい!……ああ、びっくりした。急に後ろからドンってなって、ペットボトルがペキって言って」
そしてリスタートした直後。
再び同じ場所から異音。
観客のどよめきの中、様子を見に舞台から一旦はけるKAN、戻ってきて、
「……昔、あそこお墓だったんだって!」
会場はIMSホール、ビルの9階です。
これ以後、異音はしませんでしたが、怪現象はまだ続き。
トークの最中にマイクがくるんと真下を向いたりして。
「あれ、前回もどっかでこんなことありましたよねえ。歌の最中にカクンって」
そう、前回の福岡公演で『Allentown』を熱唱中にマイクが下を向いたことがありました。
会場も同じIMSホール。
それを覚えてたお客さん、
「ここだよー」
と教えてあげます。
が、師匠すかさず、
「違いますよ、僕の首がカクンって後ろに曲がったんですよ。
それでマイクが驚いて下を向く、ってのが一番面白いですけどね」
「えー、次の曲は弾き語り初挑戦。
アルバム『まだ毛も生えてないくせに』に入ってます、『ラジコン』です」
おお!とみなさん期待の拍手。
「ありがとうございます。
ツアーの序盤、神戸だったかな、また適当なアルバムタイトルを言ってから『ラジコンです』って言ったら、
『あーはっは! そんなのないない!』
って返事が返ってきて、頭にきて3曲ほどすっ飛ばしてやりました」
「最後の“デーン!”っていう大きな音は、ヘロヘロ飛んでたラジコンが落ちるのをあらわしてます」
あははは。
「いや、ほんとだって」
おなじみお客さんが好き勝手書く“ピンクチラシコーナー”。
「“結婚式にお薦めの曲はなんですか?”
そりゃあもう『猿と犬のサルサ』しかないでしょ。
お色直しで仮装して出てきてください。
親戚一同、ブリ怒りですよ」
「“アイドルの曲を作るときは、どんな顔をして作るのですか”
これはもう簡単で、写真集を見ながら」
とニターッと親父笑い。
「こんな顔してます。みなさんもそうでしょ?」
と、突然ちびっ子の大あくびがホール中に響き渡る。
「ふわーあー」
「あ、そうなんですか」
間髪いれず反応する師匠に場内大爆笑。
「飽きちゃったんだねー、ごめんねー、後でお尻出してあげますからねー」
ここからピンクチラシもちびっ子コーナーに。
「“もう一度ドラえもんの歌を歌ってください”?
え、今までやったどれかをドラえもんの歌だと勘違いしてるの?
違うよね、開演前に書いてるもんね」
しばらく考えた師匠、
「♪ど、ど、どらえもんー。朝はトイレで、んー! んー!」
『ゲゲゲの鬼太郎』に似た新曲で対応です。
再びちびっ子から。
「“今日はどこのカツラですか?”
えーっとね、今日のはね、前原さんですね。
何とか大臣で、何とかダムとかでよくテレビに出てる、あの人の写真をもっていって、
『これと同じのをください』って買ったものです……もっと勉強しましょうね」
「さて次はこの『弾き語りばったり』ではお馴染みの、わたくしの最も尊敬するアーティストの一人ビリー・ジョエルさんのカバーです。
『If I Only Had The Words』という曲」
ところが観客の反応がいま一つ。
「これはアルバム『Piano Man』に入ってます。『Piano Man』は知ってるでしょ?」
と師匠、英語の歌を一節。
静まり返る観客の内、お一人がつぶやきました。
「ひどい……」
そう、KANは全然違う歌をうたっていたのです。
「ひどいってなんですか。今のを聞いた人が、いつか『Piano Man』を聞いて、
(あ、違ったんだ)
って思うのがいいんじゃないですか」
と照れ笑いする師匠。ほんとにいたずら好きですねえ。
「この『If I Only Had The Words』を目標として作った曲、『遥かなるまわり道の向こうで』を2曲続けて聞いてもらいます。
この曲は、転調とかメロディーラインはビリー・ジョエルさんの曲を目指して、98年くらいに完成してたんですが、歌詞が……、
ぼくね、歌詞はほんと、最後の最後出来上がるまでどうなるかわからないんです。
で、出来上がってみると、90年代後半の音楽業界への不満とかフランス逃亡とかいろんなことが入ってますが、例えが多すぎて書いた本人も何言ってんのかわからなくなりました」
ひょっとしたらこれが参考になるかもしれません。
http://teranews.livedoor.biz/archives/1037109.html2ちゃんのまとめサイトですが、小室の著書からの引用があります。
まあ、とりあえずKANは次から次へと新曲を出す風潮に乗れなかったということだけかもしれませんが。
「その2曲を続けてお送りします。
ですんでまあ、第1楽章・第2楽章だと思ってもらえればいいかと。
あ、間に拍手はいらないんで、その代わり2曲目が終わったら普段の倍の拍手と歓声をお願いします。
『ブラボー!』って叫んでもらっても、
『ブラジャー!』でも何の下着でもいいです。
後でもいいますが、次へのウオーミングアッペになりますから、必要以上に盛り上がってください」
演奏後。
割れんばかりの拍手の中、頭を下げる師匠。
「ありがとうございます。
ブラジャー2枚、たしかに受け取りました」
「続いては邦楽のカバーです。知ってる方も多いと思うので、誰の歌かは演奏後に言います。
ですんでわからなくても、
『ねえねえ、誰の歌?』
なんて隣の人に聞かないでくださいよ。そんなことしたらポケットの中の覚醒剤全部没収しますからね!
そういうところは厳しくしないと。
それでは聞いてください、『○いうさぎ』」
もちろんウソです。
実際に演奏されたのはトータス松本『ぼくがついてる』。
「タイトルを見たときはてっきり背後霊の歌だと思っててね。
しかも“ぼくが”、ですから背後霊目線のすごい斬新な歌だと思ってました」
そして問題の長い長いトークへ。
「次は新曲です」
えー! とどよめく一同。
「ちょっと、ちょっとそれはどういうどよめきですか」
「東京でアイコさんのコンサートを見させてもらったんですね、
あ、アイコってa・o・k・iのアイコさんですからね。
間違えないでくださいね」
数秒後、ボケに気づきざわつく観客。
「わざと言ってるんだから、騒がないの!」
注意する師匠。
「で、そのaikoさんのコンサートのコール&レスポンス、これが凄いんですよ。
ぼくね、ああいう一緒に歌おう、とか振りを要求されるのとか、すごいイヤなんですよ。
それだけで帰ろうかと思うくらい。
嫌いなんですよ、でもね……すっごい楽しそうなんですよ」
ようわかりませんがaikoのコール&レスポンスは、当てはまる人が「ハイ!」って返事するんですかね?
「男子!」
『はい!』
「女子!」
『はい!』
「メガネ!」
『はい!』
「Tシャツ!」
『はい!』
みたいな。
師匠の話が続きます。
「で、aikoさんの楽屋に挨拶に行くと、パフュームのあーちゃんとかしゆかさんがいまして。
それから、あややもいましてね。あややに、
『おれの膝の上に座れ! 3秒でいいから座れ!』
っていったんですけど、座ってくれませんでした。なんでかなあ」
ほんとかなあ。
「それから(『千の風になって』の)秋川さんもいましてね、
ぼくがパフュームの二人に、
『いやー、大ファンなんですよ』
って言ったら秋川さんも、
『♪わーたーしーもー、大ファンです』って」
とニタニタ笑う師匠。
ほんとに好き勝手なこといってます。
すいません、あまりに長くなったんで一回切ります。